CMでしばらく流れていた名曲「THE NEVER ENDING STORY」。TVから流れくるその曲を聴いたとき、なんてやわらかく伸びやかに歌うのだろうと思った。そして夫と「こっちのほうが断然いいね!」と言い合っていた。誰が歌っているんだろう…それはついぞ知ることなく、誰が歌っているのかわからないけれども耳に心地良くこびりついていつまでもいつまでも頭の中で奏で続けた。
ようやくその歌い人を知ったのがつい最近。坂本美雨さんがアルバムを出すとのことで、収録曲を見ていたらあれれ〜「THE NEVER ENDING STORY」とある。そう、私を和ませてくれた歌い人は坂本美雨さんだったのだ。
待ちに待った発売日にやってきたアルバム。いそいそと開封しコンポにセット。流れる曲たちに耳を傾け静かなひとときを堪能(娘はちょうどお昼寝中だった。何ていい子!(笑))。はぁぁ〜とため息ひとつ。美雨さんの世界が余すことなく広がり続けそれは終わりがない。幾度も幾度も聴いてもなお溢れてくる感動に打ち震えるのであります。
何といっても嬉しいのは大貫妙子さんの「彼と彼女のソネット」のカバーを歌われていること。大貫さんのこの歌は高校生の頃大好きで呆れるほど本当に良く聴いていた曲。そのアルバム「A SLICE OF LIFE」はテープ1本ダメにしてしまうくらい聴きこんだほど。「彼と彼女のソネット」はジーンズCM曲にもなったけど、やっぱり坂本さんがカバーしてくれるとぐっと素敵に聴こえる。大貫さんのささやくような優しい歌声とはまた違った優しさ、穏やかさ。素晴らしい。スローテンポなのでゆったりゆったり聴き入ってしまう。
今回ちょっと驚いたのが、柴草玲という名前。このアルバムに「オキナワソバヤのネエサンへ」という曲が収録されているのですが、それが柴草玲さんの作詞作曲。この柴草さん、今娘が夢中になっている「まっしろしろすけ」を作られた方なのです(おかあさんといっしょを見ている方でないと分からない内容ですが…今月のうたで毎日流れています)。まさかここでお見かけすると思わなくてビックリ。自身もアルバムを出されていてすごく興味津々です。あの娘をとりこにした「まっしろしろすけ」を作られた方だもの〜。嬉しい出会いに心がほころんでいます。
そして、そしてもっともっとビックリしたのが、私が愛してやまない歌「強く儚い者たち」の作曲をされた方なのですねー。「樹海の糸」も。どちらも大好きな曲。是非柴草さん自身のアルバムも聴いてみたい。
矢野顕子さんに少し声が似ていて矢野さんが大好きな私は嬉しいのだけど、坂本美雨さんならではの美しい音域が今回さらに広がってますます楽しめる1枚。これから梅雨の時期に入っても憂鬱にならずに済みそう。
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